Hen Harrier



ハイイロチュウヒ | Hen Harrier

ハイイロチュウヒは、ユーラシア北部のツンドラ帯や広大な草原で繁殖し、冬期になるとより温暖な地域へ渡るタカ科の猛禽で、日本では越冬のために局地的に飛来する冬鳥として知られる。雄は淡い灰色を基調としたきわめてミニマルで洗練された装いを見せ、黒い翼端がアクセントとなる。一方、雌は褐色を基調とし、眼周りの淡色部がフクロウ状の顔立ちを思わせるなど、雄とは明瞭に異なる外観をもつ。

本種は草原や湿地、低い潅木が点在する開放的な環境を好み、日中は田園地帯へ赴き狩りを行う。低空飛行と地表の徘徊を組み合わせ、主に小型哺乳類や小鳥類、両生類などを捕食する。

日本での越冬個体は分布が局所的で個体数も多くはないため、観察機会は限られる。
冬枯れの広い葦原に舞うその姿はひときわ異質な存在感を放ち、緊張感のある鋭さと優美な静けさを兼ね備えた原初的風景をつくり出す。
個体数は減少傾向にあることからスペインやフランス、イギリスなどでもハイイロチュウヒの保全活動は継続的に進められている。

Hen Harrier LIFE ↗︎
Hen Harrier Action ↗︎

Winter visitor to East Asia (including Japan)
タカ目 Accipitriformes / タカ科 Accipitridae / チュウヒ属 Circus cyaneus

Read in English✴︎ Hen Harrier


↩︎ Back to Birding Expeditions


↩︎ Go to Top



Instagram

Maebashi | Endemic Enclave | Japan

All Photographs © Peak Relaxation

PAGE TOP