ホオジロ Meadow Bunting


ホオジロ | Meadow Bunting


ホオジロは日本全国に広く分布するホオジロ科の小型鳥類で、全長は約16〜17cm、体重は約20〜25g。すっきりとした体型と、くっきりした顔の模様が特徴的な鳥である。

留鳥または漂鳥として、平地から山地の開けた草原、農耕地、林縁などで観察されることが多く、人里近くでも見かけることができる。雄の成鳥は、黒と白のコントラストが強い顔の模様をもち、雌はそれよりもやや控えめな色合いをしている。

地上や低木の間を動きながら、主に草の種子や昆虫類を採食する。とくに繁殖期には昆虫の割合が増える傾向がある。

繁殖期は春から夏にかけてで、草むらや低木の根元に枯草などを使って椀形の巣をつくり、数個の卵を産む。雌が抱卵を担い、雄は警戒や給餌に協力することがある。

さえずりは非常に美しく、「チチッ、チュンチュン、チュリリリ」といった節回しのある声で、春から夏にかけて雄が縄張りを示すために盛んに鳴く。比較的人に対して警戒心が薄く、さえずっている時はかなり近づいても逃げない個体も多い。

Resident in Japan and East Asia
スズメ目 Passeriformes / ホオジロ科 Emberizidae / ホオジロ属 Emberiza

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Maebashi | Endemic Enclave | Japan

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