黒斑山 蛇骨岳

黒斑山と蛇骨岳の厳冬
虹と雲海、ダイヤモンドダストが響き合う | 浅間山が映す冬の幻想

黒斑山(くろふやま)は、長野県小諸市と群馬県嬬恋村に跨る、標高2,404mの山。
蛇骨岳(じゃこつだけ)は、標高2,366m、黒斑山から稜線を辿る先にあり、火口原・湯の平を眼下に望む。

Google Mapでみる 

浅間山の第一外輪山としてそびえる黒斑山は、幾度もの噴火によって形作られた壮大な景観を見下ろす場所。 蛇骨岳の名は、山肌を這う蛇の骨格のような黒い岩の模様に由来する。 火山の猛威が生み出したこの地形は、噴火の記憶を刻み続ける証。

歩みを進めるごとに、荒涼とした風景の先にそびえる浅間山の姿が圧倒的な存在感を放つ。 長い年月をかけて風雪と火山活動が刻んだ無数の縦筋。 その山肌は、激しい自然の営みを静かに物語る。

悠久の時を見守るかのように、山々は今日もそこに佇み続ける。

-15℃にも達する厳冬期、冷気が創り出す氷の世界。 雪と風が織りなす純白の峰々は、冬の静寂とともにその神秘を深める。

峰を越え、静寂の中に佇むひととき。 浅間の歴史を刻む大地、その鼓動を感じながら。

Captured in 4K, remembered at 33rpm.

✴︎

PAGE TOP